企業がワークライフバランスを充実させる方法とは?オフィス改善が効果的

公開日:2021/01/15  最終更新日:2021/02/12

仕事と生活の調和と訳される「ワークライフバランス」の向上は、社員だけでは決して実現できるものではありません。企業が主体となって行うべきものですし、得られるメリットも社員だけでなく、企業にとっても大きなものがあるのです。そこでこの記事では、ワークライフバランスの定義や、充実させるメリットについて紹介しましょう。

ワークライフバランスとは?

内閣府はワークライフバランスを「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」と定義しています。(※引用:http://wwwa.cao.go.jp/wlb/towa/definition.html)

ワークライフバランスが重要とされる以前は、仕事(ワーク)と家庭生活(ライフ)は並び立たないものとされていました。しかし、少子高齢化による労働力不足の深刻化や、人口の減少が長期的な問題となると、子育て中の女性やリタイアした世代も、労働力や地域の活力として期待せざるを得なくなったのです。

ワークライフバランスは、仕事と生活が並び立たない社会ではなく、両者のバランスを取ることができる社会を目指そうというものを意味しています。そのためには、国や地方公共団体だけでなく企業にも変革が必要になり、負担を強いられるようになるでしょう。しかし、ワークライフバランスがもたらすのはデメリットばかりではありません。社員はもちろん、企業にとっても大きなメリットがあるのです。

ワークライフバランスを充実させるメリット

仕事と生活のバランスを取り両立できるようになると、社員が得られるメリットは以下の通りです。

収入を得られることによる生活の安定
従来は子育てや介護など生活を優先するために、収入が絶たれてしまうことが普通でした。しかし、ワークライフバランスが充実すると、生活を優先しながら安定した収入を得られます生活が安定しますから安心して毎日を送ることができ、心と体の健康を維持できると期待されているのです。

働き続けることによるスキル、モチベーションの向上
生活の変化でキャリアが断たれることはなく働き続けることができますから、スキルが向上していきます。キャリアの継続を前提として生活設計を行いますから、資格取得などにも積極的になりますし、仕事に対するモチベーションも向上するでしょう。

耐力的・時間的余裕ができる
ワークライフバランスの充実のために、企業が取り組むべきことの1つにフレックスタイム制の導入があります。社員は時間に余裕ができ、満員電車を避けることで体への負担も軽くなりますから、より集中して仕事に取り組めるでしょう。フレックスタイムやリモートワークなど、従来の枠組みにとらわれない自由な働き方はフレキシブルワークと呼ばれ、この導入はワークライフバランスの充実に欠かせないものといえます。フレキシブルワークの導入などハードルは高いとはいえ、ワークライフバランスを充実させることで、企業にも数多くのメリットが得られます。

業務効率化による人件費の抑制
心と体が健康で活力にあふれた社員が増えることで、業務効率が向上します。長時間労働が改善できますから、人件費をおさえることができるでしょう。

生活から仕事へのよいフィードバックが見込める
生活の充実が仕事に与える影響は、モチベーションの向上だけではありません。生活の中で仕事のヒントを得ることもありますから、創造性が高まるなどよい効果が期待できます

リクルーティングで有利に働く
1つの企業に入ったら、なるべく長く勤めたいと考える方は多いものです。ワークライフバランスを充実させてくれる企業と判断されたら、優秀な人材を確保するのに有利に働きます。

企業イメージの向上
国などが推進を行っているものの、いまだワークライフバランスの充実を考える企業は少ないのが現実です。いち早く導入することで企業イメージが向上しますから、社員の満足だけでなく社外的にもよい影響を与えられるでしょう。

ワークライフバランスを充実させる方法

労働時間の削減や育児への支援など、社員のワークライフバランスを充実させるために、企業が行うべきことは多々あります。働く時間や場所にしばられないフレキシブルワークの導入はその1つですが、同時に推進したいのがオフィスのフリーアドレス化でしょう。なぜならフレキシブルワークと、決められた席のないフリーアドレスは相性がよいためです。またフリーアドレスまで行わなくとも、オフィス環境の見直しは仕事の質を向上させてくれます。これだけでも社員のパフォーマンスの向上にもつながることでしょう。

 

ワークライフバランスを充実させるには、フレキシブルワークなど社員の働き方を変える必要がありますし、労働環境にも手を加える必要がでてきます。そのような時に頼りにしたいのが、オフィスデザインのプロです。単に見た目がよいだけでなく、働き方の質の向上が見込めるオフィスを提案してくれます。社員にとってオフィスは長い時間を過ごす場所ですから、環境の改善によって得られる効果は大きいといえるでしょう。

おすすめ関連記事